こんにちは。今日もブログを見てくださりありがとうございます。
今日は「ハノンって意味あるの?」についてです。
最初に結論を言うと
「大あり!!!」
クラシックを習う人の登竜門といえば「ハノン」。
例えば1番
1小節の中に「ドミファソラソファミ」という音が並びますが
2小節目は「レファソラシラソファ」
3小節目は「ミソラシドシラソ」・・・といった形で
1小節~2小節ごとに1音或いは半音ずつ音を上げたり下げたりして
弾いていくトレーニングです。
基本的な練習は以下3つ。
①スローテンポからはじめて徐々に早くしていく
②リズムを変えて練習する
③スタッカートで弾く
でも同じ音形を繰り返し演奏することは、人によっては苦行かもしれませんね。
「意味あるの?」って怒りすら覚えてくる人もいるとかいないとか。
確かに何か曲が弾きたければ、その曲を弾けばいいんじゃない?って思いますよね。
なんせ社会人は時間がないし。
さて、では大人ピアノのハノン練習の意味について考えてみました。
結論から言うと「大人のピアノでもハノンの練習は意味あります」と私は思います。
その理由は
①鍛えたい動きに対して集中的に練習できる
②苦手な動きが無くなり、新しい曲の習得が早くなる
からです。
では鍛えたい指や動き、苦手な動きをどうやって知ればいいのか?
それは
「課題としている曲を弾く」です。
課題曲を弾いていて、弾けないところに来たらどの指の動きが悪いかを確かめるのです。
ハノンは、それぞれの曲に「どの指が鍛えられるか」が分かるように
楽譜左上に(1-2)とか(3-4-5)などといった指の番号が記載されています。
自分の弾けるようになりたい動きと同じ指番号の曲を探して練習する。
ある程度ハノンで出来るようになったら、また曲に戻ってみる。
その繰り返しをすることで、曲の習得と指のトレーニングが両方できちゃうというわけです。
でもねえ、ハノンって飽きるんですよね。
じゃあ飽きないためにはどうするか?
ハノンに飽きない練習方法
①電子ピアノならドラムのリズムを変えて弾く。遊びのようだけど結構楽しい。
②左手or右手でコードを弾いてエモいハノンにする。
②ってどういうこと?って思いますよね。
エモいかどうかはさておき、こんな感じ↓↓
勝手にコードを付けてみました。
ちょっとは楽しくなるかな!?
本家ハノンはこちら↓
最後に・・・ハノンって人の名前です。
シャルル・ルイ・ハノン
1819年フランス生まれ
1900年没
ハノンは1873年出版。
つまりハノンさんが54歳の時に出版されました。
ハノンさんの弟子には日本人もいらっしゃいます。
金子勝子さんという方。
楽譜「指セット」も出版されています。
ピアニストのかてぃんこと角野隼斗さんが
毎日の練習メニューに入れていると何かで聞いたことがありました。
あんなに上手なかてぃんも毎日の練習で弾いてるの?って知ると
自分もやらなきゃ・・・って思って欲しくなっちゃいます。
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